調教ビフォーアフター馬
◎ルージュスタニング
(牝2 栗東・友道厩舎)

1週前の栗東ウッドで2歳馬離れした動きを披露したのが、今年の新潟2歳Sで注目を集めるルージュスタニングです。

調教では助手と比べて体重の軽い岩田望騎手(レースでは菅原明騎手)が乗っていたとはいえ、5ハロン65秒3は当日に追われた馬のなかでトップ10に入る好時計。しかもラスト1ハロンは11秒0でまとめて来ました。

BEFORE (前走:新馬戦1着)
1週前 栗東ウッド(良)
82.8 68.0 53.3 37.9 23.2 11.5 一杯
AFTER (今回:新潟2歳Sの中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
81.2 65.3 49.9 34.8 21.8 11.0 一杯

参考までにデビュー当時の同馬は調教で目立つ存在ではなく、坂井瑠騎手が騎乗した新馬戦1着時の1週前追い時計も平凡そのもの。調教パートナーを務めた3歳未勝利馬に1馬身先着した程度といったところ。

ところが今回は稽古内容に合わせて調教パートナーも大幅強化。古馬2勝クラスの格上馬と3頭併せで約3馬身半追走すると、ゴール前で豪快に差し切り1馬身半先着しました。

デビュー2連勝での重賞制覇を目論み仕上げのギアを1段階上げてきた印象で、来年の牝馬クラシック有力候補の誕生なるか要注目です!

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