調教ビフォーアフター馬
◎シルトホルン
(牡3 美浦・新開厩舎)

先週は東西重賞で調教ビフォーアフター馬が躍動!京成杯オータムハンデは「ブリンカー装着で大変身に警戒」とお伝えしたウイングレイテストが、11頭立ての5番人気で2着に好走。セントウルSも当コーナー推奨馬スマートクラージュ(5人気)が3着に入りました。

今回紹介するシルトホルンも京成杯オータムハンデのウイングレイテストと同じく、調教の動きから人気薄で激走の期待が膨らむ1頭。最終追いが行われた14(木)の美浦トレーニングセンターは朝の調教時、濃霧のため視界不良での調整を余儀なくされました。

BEFORE (前走:ラジオNIKKEI賞2着)
当週 美浦ウッド(良)
83.8 67.6 52.7 37.8 23.9 11.3 馬なり
AFTER (今回:セントライト記念の中間調整)
当週 美浦ウッド(良)
82.6 65.7 51.2 37.5 23.9 11.6 馬なり

特に最終コーナー付近は霧が濃く、競馬新聞の調教欄に掲載される馬場のどの辺を通ったか記載が抜けている馬が大量発生!? シルトホルンも例外ではなく、過去調整との比較から4~6分どころと推測されます。

車の運転に置き換えれば濃霧で前が見えないなか、60キロで走っているようなもの。もちろん自動ブレーキや接触防止センサーどころか、サイドミラーやバックミラーすら付いていません。騎乗者の立場からすると、ぶつからないよう恐る恐る乗ることになりますよね?

しかし、シルトホルンはよほどデキが良いのか、終始持ったままの手応えで美浦ウッドの自己ベストを一気に2秒近く更新。一杯に追われる古馬3勝クラスの調教パートナーを横目に、大きく追走して最後は約3馬身突き抜けたのだから驚きです。

前走ラジオNIKKEI賞2着時との比較でも、調整内容は今回の方が1段も2段も上。ところが重賞2着の実績馬で調教の動きも抜群なのに、距離延長を嫌われたのかセントライト記念では驚くほど人気がありません!

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