調教ビフォーアフター馬
◎ボッケリーニ
(牡7 栗東・池江厩舎)

阪神芝2400mで行われた昨年の京都大賞典2着馬が円熟期に突入。7歳を迎えた今季も元気一杯で、直線で前が詰まる場面があった宝塚記念7着以外は連対を外していません。

前走時は中2週での出走のため、同じく休み明けだった3走前の日経賞2着時との比較でも、全体時計や終いの伸びとも今回の方が上。1週前追いに騎乗した浜中騎手も「馬体に柔らかさがあってフレッシュな感じでした。この秋が楽しみです」と手応えを掴んでいました。

BEFORE (3走前:日経賞2着)
1週前 栗東ウッド(良)
82.0 66.8 51.8 36.3 22.7 11.7 一杯
AFTER (今回:京都大賞典の中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
81.7 66.3 52.0 37.0 22.7 11.2 一杯

先週日曜の阪神最終では11歳馬マイネルプロンプトが勝利。JRAにおける最高年齢勝利を更新して話題になりましたが、ボッケリーニも中間の調教から年齢による衰えは感じられず、浜中騎手も「年齢を重ねても体が硬くなる感じがないですね」と太鼓判を押しています。

しかし、現実には1年前の2着馬にも関わらず、人気の盲点になっている印象。改修前に勝利経験があるように京都替わりも歓迎で、調教の動きから昨年の再現があっても驚けませんよ!

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