調教ビフォーアフター馬
◎ブレイディヴェーグ
(牝3 美浦・宮田厩舎)

この中間はローズS2着時と同じく栗東に滞在。1週前追いでは体重の軽い団野騎手(レースではルメール騎手)が乗っていたとはいえ、栗東ウッドで衝撃の「ラスト1ハロン10秒7」。ラスト1ハロン11秒台を切ってきたのは見逃せません。

当欄で繰り返し強調しているとおり、栗東ウッドでラスト1ハロン10秒台は好調のパラメーター。最近だとスワンS2着時に当欄で推奨したララクリスティーヌ(6人気)が最終追いで、ラスト1ハロン10秒9(強め)と抜群の決め手を披露していました。

BEFORE (前走:ローズS2着)
1週前 栗東ウッド(良)
82.6 67.9 53.3 37.6 23.7 11.5 馬なり
AFTER (今回:エリザベス女王杯の中間調整)
1週前 栗東ウッド(稍)
82.5 67.3 52.4 36.9 22.5 10.7 馬なり

しかし、今回のブレイディヴェーグが出したラスト1ハロン10秒7は、最後まで手応えは“馬なり”。

参考までに牝馬3冠馬リバティアイランドが6馬身差で圧勝したオークスの1週前追いが、同様にジョッキー騎乗で持ったままラスト1ハロン10秒8ですから、どれだけブレイディヴェーグの決め手が強烈だったか、お分かりいただけると思います。

ルメール騎手が騎乗した今週の追い切りでも、終始馬なりで5ハロン65秒2の好時計。前半から速いラップをきざみ飛ばしたにも関わらず、ラスト1ハロン11秒3でまとめるなど、非の打ち所がない好調教を披露しました。

馬場状態や騎乗した乗り手の違いなどで単純な比較はできないものの、1週前及び最終追いとも能力が無ければ絶対に出せない数字。調教の動きから歴史的名牝に匹敵する可能性を秘めており、どんな走りを見せてくれるか楽しみで仕方ありません!

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