競馬ラボが誇る人気コンテンツ、『三ツ星穴馬』が得意のマイルG1で人気薄ズバリ!

先月のNHKマイルCでは単勝26.1倍1着パンジャタワー(9人気)を仕留めたのに続き、先週の安田記念は単勝32.2倍2着ガイアフォースを星2つ推奨。記事を参考に馬券を的中された皆さま、おめでとうございます!

⇒安田記念の三ツ星穴馬はコチラ

2025年上半期G1のフィナーレを飾る宝塚記念(G1、阪神芝2200m)も、三ツ星穴馬が得意にしているレース。京都で行われた24年は7番人気2着ソールオリエンスをズバリ推奨していたのをご存知でしょうか?

今回も安田記念をズバリ仕留めた腕利き研究員が「ガイアフォースに近い雰囲気」と語る激走候補が浮上。その正体と、上半期を締めくくるグランプリで狙える根拠を徹底解説していきます!

本命じゃない。でも、美味い。

宝塚記念・推奨穴馬

⭐⭐
13アーバンシック

📝 推奨理由

ナメられ過ぎだ――。この馬の推奨理由を説明すれば、ひと言で足りてしまう。少なくても14(土)11時のオッズとはいえ、単勝10倍台の7番人気に甘んじるような馬ではない。

最強4歳世代のトップホースとして菊花賞を制覇。1番人気で6着に敗れた有馬記念も超スローの流れを後方から進み、直線で包まれる場面があった。ケチが付いたとすれば単勝1倍台で3着に取りこぼした日経賞の内容と、阪神の雨予報だろう。

日経賞のレース後にルメール騎手は「休み明けでこのタフな馬場(稍重)は大変だった。今日の馬場はトップフィットネスが必要」と語った言葉が独り歩きして、多くのファンが「アーバンシック=道悪苦手」という思いにいたったのではないか。

しかし、この認識は正確ではない。宝塚記念の公式会見で管理する武井師は「元々パワーのある馬ですからね。阪神(開催)は先週からですし、日経賞みたいな(開催5週目で)ボコボコで緩いという感じではないはずなので、全然こなせると思います」とキッパリ。

さらに指揮官が強調していたのは「去年の菊花賞上位組がみんな活躍しているので、(1着馬として)ここで名誉挽回したいと思っています」という発言だ。

昨年の菊花賞は近年まれに見るレベルの高い一戦で、2着ヘデントールの天皇賞・春制覇を始め上位馬から大レース好走馬が続出している。

2着 ヘデントール
→G1天皇賞・春1着など

3着 アドマイヤテラ
→G2目黒記念1着など

4着 ショウナンラプンタ
→G1天皇賞・春3着など

5着 ビザンチンドリーム
→G1天皇賞・春2着など

6着 ダノンデサイル
→G1ドバイシーマクラシック1着など

菊花賞は出入りの激しい流れで不利を受けた馬も多かったとはいえ、2着ヘデントール以下に2馬身半と決定的な差をつけた勝ち馬アーバンシックの力量は疑いようがない。直線の短い阪神内回り芝2200m替わりも、コース形態が似ている中山セントライト記念勝ちの実績がある。

このメンバーに入っても能力はトップクラスで、これだけの馬が“ワケアリ”の近2走だけで評価を落としているとくれば、まさに絶好の買い場。人気と実力が釣り合わない今回こそ、美味い穴馬として狙う価値は十分にあるのではないか。

📌 総評

宝塚記念はスタミナ、パワー、持続力が問われる一戦。春のG1戦線を戦い抜いてきた実績馬の中でも、特に直線の短い阪神コースへの適性や、梅雨のタフな馬場をこなせる馬が春のグランプリ栄冠に最も近い存在と言えるでしょう。