またまた絶好調の「三ツ星穴馬」がビッグヒット!

先日の安田記念2着ガイアフォース(9人気)に続き先週の宝塚記念では、3着に激走したジャスティンパレス(10人気)をズバリ。2週続けて人気薄を★★推奨で仕留めました!

⇒宝塚記念の三ツ星穴馬はコチラ

繰り返しお伝えしているとおり今春リニューアルした三ツ星穴馬は、コーナー名の大元になった「ミシュランガイド」の内容に寄せて、激走が期待できる穴馬候補を星1~3段階で評価。

従来のデータ一辺倒ではない研究員独自の視点も加え、“人気はないけど美味い穴馬”をコンセプトに紹介しています。

安田記念ガイアフォース、宝塚記念ジャスティンパレスは、どちらも実績十分ながら人気の盲点になっていた存在。前者は2年続けて4着、後者は今年と同じく阪神芝2200mで行われた23年の3着馬にも関わらず、近走の成績等を嫌われて評価を下げての激走でした。

上半期G1シーズンも先週でひと区切り。今週から本格的な夏競馬シーズンとなり、日曜阪神では昨年までの米子Sがしらさぎステークス(G3、阪神芝1600m)として生まれ変わりました。

G3昇格後いきなり24年の牝馬2冠馬チェルヴィニアが参戦と、ファンの注目を集める新設重賞。それでも2週続けてG1で穴馬ズバリの腕利き研究員が狙うのは、前進の米子Sで穴馬券を連発していた「激アツ条件」から浮上した厳選2頭です!

本命じゃない。でも、美味い。

しらさぎS・推奨穴馬


14ニホンピロキーフ

📝 推奨理由

阪神芝1600mで行われた前身の米子Sにおいて23年1着メイショウシンタケ(10人気)、同年2着ラインベック(7人気)、22年3着クラヴァシュドール(8人気)と3頭の穴馬を輩出していたのが、前走・六甲S(リステッド 阪神芝1600m)組。

しかもこの3頭、当時の六甲Sは渋った馬場だったとはいえ、馬券内どころか揃って掲示板を外している。当時の人気が示すとおり成績的に買える要素は薄く、六甲Sを事実上の叩き台として一変した格好だ。

23年1着 メイショウシンタケ(10人気)
→前走 六甲S 9着同着

23年2着 ラインベック(7人気)
→前走 六甲S 9着同着

22年3着 クラヴァシュドール(8人気)
→前走 六甲S 14着

この「六甲Sで大敗→米子Sで人気を落として激走」という大前提のもと、近走の勝ち切れない成績は百も承知でニホンピロキーフの変わり身に期待したい。

1番人気で7着に敗れた六甲Sは、スタート直後に隣枠に入ったセオのアブミ(ジョッキーが騎乗時に足を乗せる馬具)が外れるアクシデントが発生。これにより一時的に制御不能となりセオが内に寄れたことで両サイドから挟まれる不利があった。

前走のマイラーズCにしても開幕週の高速決着に対応できず、また2枠2番の絶好枠を引きながら田口貫太騎手は勝負所で外々を回るロスの多い競馬。これには師匠の大橋師も堪忍袋の緒が切れたのか、厩舎の主戦を務めるベテラン幸英明騎手に鞍上を強化して巻き返す構え。

雌伏の時を経て近走の鬱憤を晴らす準備は万端。冒頭で紹介した前身の米子Sで激走した穴馬3頭と同様、ここで一変があって何ら驚けない。

📌 総評

サマーマイルシリーズの開幕戦としてG3格付けとなった新設重賞。芝1600m適性の高さと、梅雨時期特有の馬場状態への対応力が勝敗を分ける重要な要素です。また前身の米子Sでは前走着外からの巻き返しは珍しくなく、波乱の可能性を秘めています。