エルムステークス(G3、札幌ダ1700m)は数ある重賞の中でも、「3つ星穴馬」が面白いようにハマるレース!

実際、ご覧になられた方が早いでしょう。当コーナーが始まった2021年から4年続けて毎年穴馬が激走。特に昨年は1着ペイシャエス(5人気)、3着テーオードレフォン(10人気)のダブル推奨で仕留めたのをご存じでしょうか?

24年1着 ⭐⭐ペイシャエス(5人気)
24年3着 ⭐⭐テーオードレフォン(10人気)
23年3着 ⭐⭐ロッシュローブ(10人気)
22年1着 ⭐⭐フルデプスリーダー(9人気)
21年3着 ⭐⭐⭐ロードブレス(11人気)

今年も狙える根拠は直近4年と同じながら、人気の盲点となっている激走候補2頭が浮上。要チェックです!

本命じゃない。でも、美味い。

エルムステークス・推奨穴馬

⭐⭐
テーオードレフォン

📝 推奨理由

エルムSを攻略するうえで重要なファクターを挙げれば、主に下記の3つだろうか。

1.とにかく「先行力」のある馬
直線の短い札幌では後方から差し切るのは至難の業。勝負所で前を射程圏内に捕える必要があるため、4コーナー1~4番手に付けた逃げ先行馬が圧倒的成績を残している。

2. 北海道巧者
原則、滞在競馬となる北海道シリーズでは、札幌や函館で好走実績がある馬に注目。特に中央開催時は輸送でイレ込み能力を発揮できないタイプは、滞在競馬で一変することも珍しくない。

3. 前走マリーンS組
エルムSの最重要ステップレースが、7月に函館ダ1700mで行われるオープン特別のマリーンS。その中でも勢いに乗る1~3着馬は目覚ましい活躍を見せており、今年と同じく札幌ダ1700mで行われた直近3年に限定すると[2-1-1-4]複勝率50%まで上昇する。

昨年のエルムSにおいて上記3項目に完全一致したのが当時10番人気、単勝26倍に甘んじていたテーオードレフォンだ。結果は皆さんご存じの通り。そして今年も24年と同様のステップで挑みながら、重賞で相手強化を懸念されてか評価を下げている。

確かに今回は例年にも増して、骨っぽいメンバーが揃っている。それでも同馬は24年マリーンSをハンデ57キロで3着、今年はトップハンデ58キロを背負い2着と上り調子。また今回は別定G3に替わり1キロ減での出走できるのも注目だろう。

逆に相手関係を除けば評価を下げる材料はなく、再び人気薄の伏兵として北の大地で高配当をもたらす可能性は十分ある。

📌 総評

エルムSは直線の短い札幌ダ1700m適性が問われるレースです。その中でも前走マリーンS1~3着馬や、過去のエルムSで好走歴があるリピーターに注目して下さい。