波乱続きの夏競馬も「3つ星穴馬」には関係なし!

先週は中京記念で10番人気3着ジューンオレンジを仕留めた直後、興奮冷めやらぬなか行われた札幌記念では10番人気1着トップナイフを★★でズバリ。2ケタ人気馬ダブル推奨には大きな反響が寄せられました。当記事を参考に馬券を的中された皆さん、おめでとうございます!

サマースプリントシリーズ5戦、キーンランドカップ(G3、札幌芝1200m)も、勢いに乗る3つ星穴馬にお任せ。札幌記念トップナイフに勝るとも劣らない“美味い穴馬”の走りにご注目ください!

本命じゃない。でも、美味い。

キーンランドC・推奨穴馬

⭐⭐
モリノドリーム

📝 推奨理由

8/23(土)更新「【キーンランドC】先週もズバリ!札幌記念の再現が期待できる「隠れリピーター」に注目」の記事でも強調したとおり、キーンランドCも過去1~3着に入ったことがある『リピーター』の活躍が目立つレース。

本州の競馬場とは異なる環境下で行われるのが北海道シリーズ最大の特徴。芝質だけでなく原則輸送が無い滞在競馬となることで、トップナイフのように大変身を遂げる馬も珍しくない。その象徴的な存在が全5勝を札幌・函館で挙げているモリノドリームだろう。

今回と同じくC.ルメール騎手が騎乗した昨年のキーンランドCは、3着オオバンブルマイとタイム差なしの4着。後に高松宮記念を制す勝ち馬サトノレーヴとは0秒3差と、得意の洋芝ならG1級相手でも差の競馬ができることを証明してみせた。

その後の中央開催では成績が低迷。ここまでは陣営も想定内で、6歳を迎えた今期も繁殖入りせず現役を続行。ところが満を持して挑んだ函館スプリントSは9着、連覇を目指した前走の青函Sも5着に敗れたことで評価を落としている。

しかし、この結果だけをもって「6歳牝馬=ピークを過ぎた」と結論づけるのは早計だ。

前々走の函館スプリントSは開幕週の8枠で外々を回るロス。前走の青函Sはメルマガ限定『ワケアリ推奨馬』で詳しくお伝えしたとおり、やむを得ぬ事情により直線半ばで追うのを止める場面があってのもの。どちらも力負けとは言い難い内容だったのは注目だろう。

先週の札幌記念では22年4着馬で、単勝134.5倍の御年8歳馬アラタが3着に激走。13番人気とは思えない堂々たるレースぶりで3連単130万馬券の片棒を担いだ。

先週の札幌記念が年齢や近走の着順はアテにならないことを証明したばかり。同じ轍を踏まぬよう出走メンバーで1、2位を争う洋芝巧者の激走に備えて損はない。

📌 総評

キーンランドCは直線の短い札幌コースとタフな洋芝を舞台に、「パワー」と「コース適性」が問われるレースです。洋芝巧者や夏場に調子を上げてきた上り馬に注目してください。