先週行われた夏の新潟ラスト重賞、新潟記念はご覧になられたでしょうか?「3つ星穴馬」で推奨したディープモンスターが予想通りの鋭い末脚を見せて3着に入りました!この美味い穴馬予想がみなさまの馬券の一助になれば嬉しい限りです。

今回は他場の改修などの理由で2年ぶりの阪神開催となるセントウルS(G2、阪神芝1200m)ですが、先週に引き続き今週も美味しい穴馬を見つけたいと思います。

昨年は7番人気が、一昨年は14番人気が馬券に絡んでいるように、人気決着となりづらいレース。そんな難解な一戦こそ、このコンテンツの出番でしょう。秋の開幕重賞でも腕利き調査員が素敵な一皿見つけ出しました!

本命じゃない。でも、美味い。

セントウルS・推奨穴馬


12 ティニア

📝 推奨理由

開幕週の馬場を考えると、前に行く馬が有利なのは自明の理。9/5(金)更新「【セントウルS】秋の開幕告げる快足馬の輝き!仁川のターフを彩る逃亡者」で強調したように、複勝率60%の逃げ馬が最も好成績を残しており、ハナを狙う陣営は多いはず。

枠順を見ても、そのポジションを最も取りやすいのはテイエムスパーダだ。逃げを最大の武器とする同馬が、この内枠からハナを譲ることは考えにくい。これをエコロジーク、ワンダーキサラ、カルチャーデイといった面々が追いかけるのだから、ハイペースは必至。そうなれば、ティニアの出番があってもいいはずだ。

2走前の青函Sでは、向正面で他馬と接触しバランスを崩す不利があったものの、それを跳ね返すような走りでクビ差の2着。イレギュラーがあっても崩れなかった根性は見事の一言。

前走の安達太良Sでは道中の行きっぷりが今一つで5着となったが、これはやや荒れた馬場を走ったことに加え、前残りの馬で決着する展開が味方しなかったと考えられる。度外視していいレースである。

これまでは好位追走が多かったが、米子城Sでは一転して差す競馬で3着に入った。騎乗した荻野極騎手が「精神的に成長し、どんなレースでも展開出来そうだ」と証言するように、自在性が増した今、展開が向けば鋭い末脚が炸裂する。

近5走のうち3走がハイペースのレースだったが、コースや馬場状態の差はあれど、全て掲示板を確保しているように速い流れへの適性は証明済み。OPレベルでの安定感も評価できる。

初めての古馬重賞で、ここは胸を借りる立場に過ぎない。だが、展開がハマれば鋭い末脚で格上相手に一泡吹かせるシーンも十分にある。そんな一発に期待したい。

📌 総評

昨年の勝ち馬トウシンマカオが次走のスプリンターズSで2着に好走したように、本番のG1に直結する重要な一戦がセントウルSです。

しかし、一筋縄ではいかないのがこのレースの面白いところで、波乱の主役となる穴馬から今年も目が離せません。推奨したオイシイ馬券が来ることを願いつつ、レースを見守りたいと思います。