先週のローズSでは単勝40.2倍3着セナスタイルと単勝20.0倍2着テレサをダブルでズバリ!そして、セントライト記念でも単勝25.4倍3着ヤマニンブークリエ(8人気)を選出!これには多くの反響が寄せられました。記事を参考に馬券を的中された皆さま、おめでとうございます!!

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3つ星穴馬は「ミシュランガイド」の内容に寄せて、激走が期待できる穴馬候補を星1~3段階で評価。従来のデータ一辺倒ではない研究員独自の視点も加え、“人気はないけど美味い穴馬”をコンセプトに紹介しています。

ローズSは「新興勢力」「実績馬」の力関係、単純な物差しでは測れない「成長曲線」に踏み込んで、美味しい穴馬をお届けしました。

このオールカマー(G2、中山芝2200m)も、凄腕研究員渾身の美味しい穴馬にご注目ください!

本命じゃない。でも、美味い。

オールカマー・推奨穴馬


ホーエリート

📝 推奨理由

キャリア12戦で2勝と勝ち味に遅いタイプも、重賞で2着3回があって相手なりに堅実。年明けの迎春S(3勝クラス)を快勝。その後、福島記念こそ12着と崩れたが、中山牝馬S、目黒記念と持ち味の渋太さを発揮して2着と古馬になってひと皮剥けた印象を受ける。

振り返ると、強い勝ち方を見せた迎春Sは今回と同条件のレース。ゆったりとした流れの中、後方から3コーナーから徐々に進出。直線は馬場の中ほどから力強い伸びを見せて他馬を圧倒した。

続く中山牝馬Sも後にヴィクトリアM3着、新潟記念を鮮やかに差し切ることになるシランケドとアタマ差の2着に好走。

前走の目黒記念は牡馬相手の距離延長と一見厳しい条件だったが、好スタートから2番手に付け、向こう正面ではシルブロンのマクリもあったがジッと我慢。終始前を射程圏に入れて直線残り300mで先頭に立ち、あとは差してきたアドマイヤテラとのマッチレース。

惜しくもクビ差敗れたが、近況の地力強化を改めて示す価値ある2着だった。

オールカマーは牝馬と相性が良く、ここからエリザベス女王杯というローテーションも近年のトレンド。同世代のレガレイラ相手でも2キロ差があれば逆転可能と見る。

📌 総評

G1が組まれていない非根幹距離は『巧者』が出やすい条件ですが、特に中山競馬場の1800m、2200mは得手不得手が出やすいコースです。

当該コースを得意としている馬はレースの格を問わず注意が必要。ここに思わぬ穴馬が隠れています。これは条件戦でも使える穴馬探しの基本ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。