近年はジャパンカップや香港国際競走を大目標と定める馬が増え、必ずしも最強馬決戦とはなっていない天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)

勝ち馬は過去10年全て3番人気以内で、力のある馬が天皇盾を手にしています。

しかし、2~3着は人気薄も多く絡んで、いわゆる『ヒモ荒れ』のレース傾向。そんな悩ましい一戦でも、昨年は競馬ラボが誇る腕利き研究員が8番人気で3着となったホウオウビスケッツの激走を見抜きました。

⇒昨年の3つ星穴馬はコチラ

今年は出走馬のほとんどがG1で3着以内の実績を持つ実力馬が集結。

「どの馬を買えばいいか分からない…」

こんな時こそ『3つ星穴馬』の出番。腕利き研究員が見抜いた、今ここで味わうべき至高の逸品をご堪能ください!

本命じゃない。でも、美味い。

天皇賞・秋 推奨穴馬

⭐⭐
14 クイーンズウォーク

📝 推奨理由

JRAのG1を29勝。2200勝を超える実績を挙げながら、この天皇賞・秋は15回騎乗して[0-1-4-10]で未勝利と、以外な結果となっている川田将雅騎手。

昨年は1番人気に支持されたリバティアイランドに騎乗し、連敗ストップの期待十分だったが、直線でよもやの失速。またしてもタイトルを手にすることができなかった。

今年のパートナーであるクイーンズウォークは、デビューから一貫して手綱を取り続けてきた生粋のお手馬。管理するのはリバティアイランドと同じ中内田充正調教師。同じチームでのリベンジに挑むのだ。

しかも、日曜日の騎乗馬はこの馬1頭のみ。それだけこの一戦にかける想いが強いのではなかろうか。

気になるのはクイーンズウォークの状態。前走の新潟記念ではレース直前に放馬し、競走除外となった影響が心配されたが、幸い大きなダメージもなく、程なくここへ目標を切り替えて順調に乗り込まれてきた。中内田調教師も鞍上同様、リベンジに燃えた仕上げを施してきただろう。

今年は追われる立場から追う立場となったが、リバティアイランドの弔い合戦ともいえるレース。ここで狙わずにはいられない!

📌 総評

府中の2000mは豊かなスピードとともに、字面の距離以上のスタミナが要求され、総合力の高さがモノをいう、“ごまかし”が利かない舞台です。

今年はハイレベルではありますが、飛び抜けた存在がおらず、どの馬にもチャンスがありそうで、まさに3つ星穴馬の出番でしょう。