- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
-
本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
将来性かスタミナか
2015/11/7(土)
日曜東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)(芝2500m)
◎本命馬 |
---|
⑮ゴールドアクター 牡4、美浦・中川厩舎、吉田隼騎手 |
今や翌年のG1馬探しとなってきたこのレース。この10年でも、スクリーンヒーロー、ジャガーメイル、アーネストリー、トーセンジョーダン、アドマイヤラクティ(海外)らの連対馬がのちにG1馬となっている。つまりは、のちのちそこまでの器に昇れるかどうかの見極めが、軸馬選びの近道となるのではないか。となれば今回は、⑮ゴールドアクターにとどめを刺すだろう。
上がりの掛かる消耗戦でも結果を出し、菊花賞は勝ちにいくレースで3着、2000mにも対応し、前走休み明けで高速上がりにも対応。とにかくスケールが大きい。母方が古い牝系で、タフさも備えている。父が飛躍のきっかけをつかんだこの舞台で、この馬も重賞ウイナーの称号を手にしてほしい。
$お宝馬 |
---|
②プランスペスカ |
その一方で、2400よりは遥かにスタミナが求められ、G1ではスピード面で足らない馬の健闘も目立つ。該当馬は何頭かいるが、最も侮られるのはこの馬だろう。フランスのステイヤー牝系で、かつブライアンズタイムが母父に掛かっているので、なおさらスタミナが強まるはず。
相手上位には⑧プロモントーリオ、⑭メイショウカドマツ、⑥レコンダイト、⑬ロンギングダンサー、⑱レーヴミストラル、3着までだとは思うが⑨サトノノブレスと①スーパームーン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。