- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
見応え必至の長距離絵巻
2015/12/4(金)
土曜中山11R ステイヤーズS(G2)(芝3600m)
◎本命馬 |
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①トゥインクル (牡4、栗東・牧田厩舎、三浦騎手) |
毎年面白いレースになるステイヤーズS。タフな中山コースでの平地最長距離戦は、スタートから勝負どころまでの駆け引き、そして直線の凌ぎ合いと、実に見ていて面白く、競馬の含蓄を感じさせてくれる。このレースにG2を冠しているのは、JRAの英断だと思う。今年は例年に増して、粒揃いとなった。過去に2連対しているファタモルガーナ、去年好走したスズカデヴィアスなどの経験馬もいるが、狙うなら未知の魅力の方だろう。格上挑戦であっても、①トゥインクルに期待する。
冬の中山の長距離の代表種牡馬ステイゴールド産駒であることに加えて、母がノーザンテースト×リヴァーマンという、いかにも2,30年前の暮れの中山を思い出させてくれるステイヤー配合。距離不安も全くない。
この距離では切れ味は邪魔になるのだが、トゥインクルは脚を長く使って浮上するタイプ。不安点と言えばテン乗りとなるのをどう見るかだが、そもそも頻繁に騎手が替わっている馬。誰を鞍上に迎えても結果を出せるのは、自在性と絶対能力の為せる技だろう。来年の春の天皇賞出走へ向けて、ここはぜひとも勝っておきたいタイトルだ。
$お宝馬 |
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⑯プランスペスカ |
ヴァーゲンザイルとどちらを挙げるか迷ったが、オッズ面での破壊力は明らかにこちらだし、ブリンカー馬の大外というのは歓迎材料だ。
前走、アルゼンチン共和国杯でも強調したのだが、スタミナは血統からはどんとこい。前走も着順以上に強気の競馬で、内容があった。東京では脚が続かなかったが、中山なら面白い。アルゼンチン大敗馬が穴の使者となるのが、このレースの歴史でもある。
相手上位には、⑧メイショウカドマツ、⑤ネオブラックダイヤ、⑬ヴァーゲンザイル、⑭スズカデヴィアス。なお⑪ファタモルガーナは、これまでとは臨戦過程が違い押さえまで。②アルバートは、スタミナ面に不安がある。2000mで切れすぎるのだ。これも押さえまででいいだろう。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。