水上学の血統トレジャーハンティング

火曜中山9R 初日の出賞(ダート1800m)

◎本命馬
⑪エンキンドル
牡5、栗東・野中厩舎、蛯名騎手


皆さま本年もよろしくお願い致します。
当コラムの本命馬の、2015年の単勝回収率は140%をマークすることができた。30倍以上を2度拾えたのが大きいのだが、的中から的中までの間隔が長いのが欠点なので、今年は大きさだけでなく頻度(的中率)も向上させるように心掛けたい。

さて今回は中山金杯の資金作り。人気は⑬モンドアルジェンテに偏りそうだが、昇級戦の上にスタートが不安定で過信はできない。ここは⑪エンキンドルが面白い。
関西馬、巨漢の連闘策だが、過去に1度だけ試みた連闘で2勝目を挙げている。ハナにはこだわらないタイプで、前に行ける強みは大きい。
血統的には母、叔母いずれも欧州の重賞勝ち馬で、また父パイロは12月開催の当該コースで好調だったエーピーインディ系。巨漢なのでスピードが上がるまでには時間が掛かるが、一度乗ってしまえばなかなか止まらない。

$お宝馬
⑤クラウンシャイン

エンキンドルとのハナ争いとなるが、近走は控えて結果を出しており、逃げにはこだわらない。ただ鞍上が前走逃げ切っているので、今回もハナを狙いそうだ。ならばエンキンドルは下げるだろう。2頭の行った行ったまでありそうだ。
未勝利戦勝ちの時に0秒6突き離したモンドクラフトは、年末にモンドアルジェンテと0秒3差の競馬をした。杓子定規に計算できるわけではないが、少なくとも紙面の印ほどモンドアルジェンテとの間に差はない。

相手上位は、⑩ヒラボククラウン⑬モンドアルジェンテ③マウントハレアカラ①トウカイエントリー



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