「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
能力よりも展開重視
2016/1/8(金)
土曜中山11R ポルックスS(ダート1800m)
◎本命馬 |
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③ショウナンアポロン 牡6、美浦・古賀史厩舎、横山典騎手 |
見渡せば、主力メンバーの大半は差し追い込み型。前に行ける人気薄がレースのカギとなるだろう。そこに血統面のポイントが重なればなお良い。ここは③ショウナンアポロンからだ。
1600万時代は、バンズームやベルゲンクライと接戦。牝系はメジロの古い一族で、厳しい展開や混戦に強い。上級条件では人気薄でこそのアドマイヤマックス産駒、母の父はダートの世界的大種牡馬アフリート。急坂のコースでは勝ち切りはキツイかもしれないが、軸馬には最適だ。
$お宝馬 |
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④ライドオンウインド |
休み明けがネックだが、鳳雛S勝ちの内容は出色だった。古馬1600万の水準には達していて、破った相手がリアファル、モズライジン。十分オープンで勝ち負けになる能力はある。仕上がってさえいれば勝ち切りまである。立ち回りが上手くて前にも行ける。
相手上位は、⑬イースターパレード、⑨ヒラボクマジック、⑩イッシンドウタイ、⑮バンズーム、⑭ベルゲンクライ、⑪ソロル、⑧メイショウソラーレ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。