水上学の血統トレジャーハンティング

日曜中山11R 中山牝馬S(G3)(芝1800m)

◎本命馬
④アースライズ
牝4、栗東・矢作厩舎、川須騎手

土曜の中日新聞杯同様、このレースもトップハンデ受難のレース。09年のキストゥヘヴンを最後に、馬券になっていない。いや、去年はワンツーだったと言う方もいるだろうが、去年のトップハンデはなんと54キロの軽量で、なんと5頭も該当したわけで、これはノーカウントとみなしていい。今年は56キロなら例年通りだろう。
その2頭のトップハンデのうち、1番人気となりそうなのはルージュバック。しかしトップハンデの割り引きだけでなく、この馬の場合はトモが甘いのか、ゴール前に急坂のあるコースで切れが鈍る。ここは押さえとみたい。

軸は④アースライズ。コーナー4つのコースが得意で、かつ、母方に欧州血統の色の濃い馬が好走し易い中山牝馬Sの傾向にも合致する血統の持ち主。1年前、同じ舞台のフラワーCでアルビアーノに迫った切れは目を惹いた。54キロとほどよいハンデにも恵まれ、ここは重賞初制覇の大チャンスだ。

$お宝馬
②レイヌドネージュ

血統的には、グレイソヴリン系との相性がかなり良いレース。阪神開催を除いた過去9回で、6回馬券になっている。また父の母父がグレイソヴリン系なのは、のべ4回該当しているのだ。
今年の該当馬から、最もグレイソヴリンの血が強く出ているのは母父トニービンのこの馬だろう。

相手筆頭は⑯シュンドルボン。以下⑤リーサルウェポン⑨ハピネスダンサー①クインズミラーグロ⑩アルマディヴァン⑮ルージュバック