- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
欧州パワーの底力
2016/3/12(土)
日曜中山11R 中山牝馬S(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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④アースライズ 牝4、栗東・矢作厩舎、川須騎手 |
土曜の中日新聞杯同様、このレースもトップハンデ受難のレース。09年のキストゥヘヴンを最後に、馬券になっていない。いや、去年はワンツーだったと言う方もいるだろうが、去年のトップハンデはなんと54キロの軽量で、なんと5頭も該当したわけで、これはノーカウントとみなしていい。今年は56キロなら例年通りだろう。
その2頭のトップハンデのうち、1番人気となりそうなのはルージュバック。しかしトップハンデの割り引きだけでなく、この馬の場合はトモが甘いのか、ゴール前に急坂のあるコースで切れが鈍る。ここは押さえとみたい。
軸は④アースライズ。コーナー4つのコースが得意で、かつ、母方に欧州血統の色の濃い馬が好走し易い中山牝馬Sの傾向にも合致する血統の持ち主。1年前、同じ舞台のフラワーCでアルビアーノに迫った切れは目を惹いた。54キロとほどよいハンデにも恵まれ、ここは重賞初制覇の大チャンスだ。
$お宝馬 |
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②レイヌドネージュ |
血統的には、グレイソヴリン系との相性がかなり良いレース。阪神開催を除いた過去9回で、6回馬券になっている。また父の母父がグレイソヴリン系なのは、のべ4回該当しているのだ。
今年の該当馬から、最もグレイソヴリンの血が強く出ているのは母父トニービンのこの馬だろう。
相手筆頭は⑯シュンドルボン。以下⑤リーサルウェポン、⑨ハピネスダンサー、①クインズミラーグロ、⑩アルマディヴァン、⑮ルージュバック。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。