「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
軽い芝での切れ
2016/4/23(土)
日曜東京11R フローラS(G2)(芝2000m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑬エマノン (牝3、栗東・平田厩舎、酒井騎手) |
そして、天気予報では府中市に降水なしにこれまた変わった。ならば土曜のコンディションは維持される。例年になく時計の出る、切れの問われる芝でのフローラSになりそうだ。当初はフロンテアクイーン本命を目論んでいたが、こうなるとこの馬では厳しいのではないか。そんな思いが強くなった。
昨年の同開催の当該コースは、開催が進んでからの方が時計が出るようになったのだが、そんな状況になって上位に君臨した種牡馬はハーツクライとステイゴールドだった。ディープインパクトを凌ぐ成績。
ということでここはハーツクライ産駒で、前走の未勝利戦、あの高松宮記念週に超高速馬場に変貌した中京で上がり最速の切れ味を見せて勝ち切った、⑬エマノンの大駆けに期待する。
兄にバンドワゴンがいて仕上がりは早いし、かつ軽い芝で母系に求められるダート要素も強く持っている血統だ。血統お宝馬にふさわしい馬だと思う。
相手筆頭は⑭クィーンズベスト。そして⑪パールコード。この辺を重視。大穴から入るので相手は手広くいくが、連対候補としては①バレエダンサー、③ビッシュ、⑥アウェイクを。そして押さえで⑨フロンテアクイーン、⑯クロコスミア。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。