- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【鳴尾記念】力勝負の鳴尾記念
2016/6/3(金)
土曜阪神11R 鳴尾記念(G3)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑩ヤマカツエース 牡4、栗東・池添兼厩舎、池添騎手 |
かつての金鯱賞の位置付けであり、宝塚記念への重要な前哨戦となる。距離こそ1ハロン違うが、本番と同じ阪神内回りが舞台とあって、力や馬力が問われるコースだ。
今年は⑩ヤマカツエースに注目したい。父キングカメハメハからは、このレースが6月に移行した2012年以降、トゥザグローリー、ラブリーデイと2頭の勝ち馬が出ている。加えて母の父グラスワンダーは、自身が宝塚記念を勝っている一方、小回り得意の系統でもある。ヤマカツエース自身も福島や中山、札幌など小回りコースで実績を残している。
休み明けだが、稽古時計はかなり出ており、シッカリと追われていて、デキは問題ないだろう。海外帰りのステファノス、新潟専用馬となってきたパッションダンス、使い込まれているサトノノブレスに比べれば、優位に立てるのではないだろうか。
$お宝馬 |
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⑨マジェスティハーツ |
昨年の2着馬だ。ただし近況から印はかなり薄くなりそうだ。同じく去年3着のアズマシャトルが10ケ月ぶりでさすがに厳しいことを考えると、人気薄のリピーターとしてはこの馬を押さえておく必要はあるだろう。
母方のパワーが内回り向き、また毎年5月後半から8月に良績が集中する夏馬でもある。複穴で一考。
上位評価は⑫ステファノス、③サトノノブレス。押さえで⑦パッションダンス。
なお、明日の当欄は資金作りレースを提供する。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。