
- 7月13日 福島11R 七夕賞(G3)
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本命馬◎ドゥラドーレス(1人気) 2着
実績に違わぬ走りを展開!
- 7月5日 福島11R TUF杯(3勝クラス)
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お宝馬$オーブルクール(3人気) 1着
血統由来の力の差を見せつけました!
【函館スプリントS】狙うは差し馬
2016/6/18(土)
日曜函館11R 函館スプリントS(G3)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑫ティーハーフ 牡6、栗東・西浦厩舎、池添騎手 |
開幕週とあって必要以上にインコース、先行有利を鞍上が意識しすぎるために、直線で内が渋滞し、外目を追い上げてきた差し馬に利が出てくるのがこのレースの荒れる原因。土曜はおそらく前有利、イン有利の傾向が色濃く出るはずだが、それに囚われ過ぎない方がいい。カギは外目の枠の差し馬。
加えて血統からは、父ミスプロ系の安定度が目立つ。このレースでも、2010年3着馬、12年1,2着馬、13年1,2着馬、14年2着馬、15年1着馬と馬券になり続けている。
その2015年の勝ち馬⑫ティーハーフの連覇に期待。雨の影響で時計の掛かる芝が得意のストーミングホーム産駒、また母の父グリーンデザートからもこのレースの勝ち馬が出ている。今年もチャンスだ。
$お宝馬 |
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⑬アースソニック |
忘れてはいけない去年の波乱を呼んだクロフネ産駒の2着馬が今年も人気薄。土曜のメインは当該コースでクロフネ産駒が1、3着、その3着馬は、去年やはり人気薄でこのレース3着だったレンイングランド。つまり去年の再現濃厚の馬場とみた。枠もベスト。
上位評価は①レッツゴードンキ、③シュウジ、④オデュッセウス、⑨アクティブミノル。あとは⑯ソルヴェイグ、⑮ファントムロード、⑭ローレルベロ-チェ、⑦オメガヴェンデッタ。3着候補なら⑩スカイキューティーにも手を回したい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。