「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【夏至S】敢えて穴狙い
2016/6/24(金)
土曜東京11R 夏至S(ダート1400m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑫スウィープアウェイ (牡5、美浦・矢野厩舎、武士沢騎手) |
ここは一筋縄では収まらないと見て、敢えて穴狙いとする。狙うは⑫スウィープアウェイだ。
昇級戦ではあるが、前走はエイシンバランサーを差し切った。1400mは2戦2敗も、新馬戦と、出遅れが響いてシンガリ付近から進んで5着まで伸びたレースであり、距離不適と見做すのは早計だ。
道悪の敗戦も休み明けの1回のみで、それもその後また休むほど体質が弱かった昔の話。血統からはダート1400mも道悪も全く問題なしというか、むしろ歓迎のクチのはずだ。
典型的な左利きで、東京最終週に勝負懸かりは明らか。中京が今イチ、新潟1200mだと短すぎるために、しばらく使える舞台がない。ここは勝負気配だろう。2ヶ月ぶりのローテは過去2戦2勝だ。
上位評価は⑧エイシンバランサー、⑭エイシンバッケン、④ビッグリバティ、③メガオパールカフェ。あとは押さえで⑥クロスボウ、⑤コスタアレグレ、⑪インプロヴァイズ、⑬カフジテイクと手広く構えたい。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。