- 12月1日 中京11R チャンピオンズC(G1)
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本命馬◎レモンポップ(1人気) 1着
不安視の空気を一蹴、自信の本命!
- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
【天皇賞(秋)】去年の雪辱を
2016/10/29(土)
日曜東京11R 天皇賞(秋)(G1)(芝2000m)
◎本命馬 |
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③アンビシャス 牡4、栗東・音無厩舎、横山典騎手 |
主な前哨戦や宝塚記念の勝ち馬がほとんど不在という異例の年。そして1年以内にG1を勝っているのが4頭だけと、騒がれているよりは遥かに混戦で、レベルも抜けているわけではない。
毎日王冠組は近10年全ての年で3着以内に入っていて、6勝・2着4回・3着2回。ただ、最先着馬が来るとは限らないところがミソ。よって毎日王冠組から何を選ぶかが最大のカギだ。
考えた末に、本命は昨年と同じく③アンビシャスとした。去年の毎日王冠、天皇賞を見ると、グレードの高いところでは東京への適性がないのかと思われたが、前走の毎日王冠で払拭。もともと、前半3F37秒前後、上がりを33秒台中盤という競馬がパターンで、この脚を前に行った時でも、後ろに位置した時でも同じように使うというのが個性だ。つまりは道中の位置取りが全て。スローならおのずと前、速くなれば押さえるという普通のことを、横山典騎手ならなんとかしてくれるはずだ。また母の父エルコンドルパサーの底力にも期待したい。
$お宝馬 |
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④サトノクラウン |
当初は厳しいと見ていたが、この枠と、高速化しない馬場が濃厚で評価を上げた。そもそも、人気所で決まると見ていて、さほど魅力のある穴馬が不在なのだが、複穴という意味で挙げておきたい。休み明けの方が走るタイプであり、仕上げ切れなかった昨年とは臨戦過程が違う。
相手筆頭は⑭ステファノスと①エイシンヒカリ。あとは⑨ルージュバック、以下アタマなしと決めつけて⑧モーリス、⑮ラブリーデイ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。