「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【チャレンジC】連覇に期待
2016/12/9(金)
土曜阪神11R チャレンジC(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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①フルーキー 牡6、栗東・角居厩舎、Mデムーロ騎手 |
今年は頭数が揃ったチャレンジC。レース名に一考の余地はあると思うが、この時期に固定されて今年で5年目、マイルから二千あたりが持ち場のオープン馬にとっては格好の走り納めというポジションになってきた。
意外と人気になっていないのだが、一昨年3着、去年1着と相性の良い①フルーキーから入りたい。
リダウツチョイス産駒なので馬場が荒れない内のキレイな芝がよく、また今はマイルが短くなっており、今回のひとハロン延長はプラスとなるはずだ。自分に合った条件なら崩れない。
$お宝馬 |
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⑭ブラックスピネル |
ルメール騎乗なので意外と人気になるかもしれないが、それでもそれほど上位人気にはならないだろう。千八以上だと勝ち馬と常に小差のレースができている。リアファル、マリアライトの近親、タニノギムレット産駒らしく脚をタメて切れのレースができると面白い。
あとは⑮マイネルハニー、⑨ケイティープライド、⑯ディサイファが上位。押さえで去年2着の⑤ヒストリカル、④ベルーフ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。