「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【阪神JF】適性一番
2016/12/10(土)
日曜阪神11R 阪神JF(G1)(芝1600m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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①ディーパワンサ (牝2、栗東・松下厩舎、シュタルケ騎手) |
ミスエルテが朝日杯に回ったとはいえ、今年はかなり粒揃い。将来性の方が高いタイプの馬が多いが、それでいながらこの時期に勝ち進んでいることが素晴らしい。甲乙つけ難い一戦だ。
血統的には瞬発力よりも、持続力、馬力を強く持っている馬が好走し易い傾向がある。今年はディープインパクト産駒がいないという異例の年で、なおさら、パワーへの比重が高まりそうだ。
①ディーパワンサが、ある程度の早熟度、将来戦、そして他馬を凌ぐ適性を持っているとみた。叔母にシンハライト、叔父にアダムスピーク、近親にリラヴァティのいる良血で、阪神コースの適性はとても高い一族だ。父ディープブリランテの産駒は1400m向きで、切れを問われると辛いものの、今年は持続力勝負でプラスとなりそう。本命兼お宝馬だ。
相手筆頭は⑱リスグラシュー。以下②ソウルスターリング、⑪ジューヌエコール、④レーヌミノル。押さえで⑯シグルーン、⑰ヴゼットジョリー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。