- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【阪神カップ】リピーターで好配当
2016/12/23(金)
土曜阪神11R 阪神カップ(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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③ロサギガンティア 牡5、美浦・藤沢和厩舎、田辺騎手 |
去年は堅い決着だったが、それまでは波乱が続いていた。1,2番人気が消えているパターンは、マイルCS上位着順馬や、逃げ馬、あるいは3番手以内の先行策を続けている馬。
よってミッキーアイルとイスラボニータに本命を打つ気はなかった。ただイスラは1400mのスペシャリスト種牡馬であるフジキセキ産駒だけに、3番手には採りたい。
そのフジキセキ産駒で去年の覇者、③ロサギガンティアの連覇に期待。母方が欧州の深い芝に高い適性のある一族で、器用さもあるし、何よりリピーターの多いレースであるというのも心強い。
$お宝馬 |
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⑭レッドアリオン |
侮れないのはアグネスタキオン産駒のベテラン、レッドアリオンだ。1200mはさすがに短すぎた。種牡馬アグネスタキオンの全盛時は、阪神の1400mとマイルがベストコースだった。レッドにとって芝1400mは阪神では新馬戦の2着以来、他場へ広げても京都での9着と計2走だけ。実に久々の舞台であり、変わり身があっていい。
相手上位は⑤ダンスディレクター、⑥イスラボニータ、④エイシンスパルタン。以下⑯グランシルク、①サンライズメジャー、⑧ミッキーアイル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。