- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【フェブラリーS】巡り巡って、やはりこの馬
2017/2/18(土)
日曜東京11R フェブラリーS(G1)(ダート1600m)
◎本命馬 |
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⑩カフジテイク 牡5、栗東・湯窪厩舎、津村騎手 |
困ってしまった。今年のフェブラリーS、1着をイメージできる馬が見当たらないのだ。実績馬にはそれぞれ不安があり、上がり馬⑩カフジテイクにしても、脚質を考えると諸手を挙げて本命を打つにはためらわれる。
とはいえ何度も堂々巡りをした挙句、崩れずに上位を取るという意味では、やはりカフジテイクが最も信頼できるという結論に達した。芝スタートでも問題なく、自力の上がり最速をマークし続けている。レースをいくつか見直すと、この馬は捌きが巧く、不利を受けづらいタイプであることが分かる。
津村騎手はもともとのパートナーで、乗り替わりは考えなくてよい。東京でやる限りは、崩れることはないはずだ。
破格の末脚を繰り出した前走根岸Sだが、実は前後半のラップはグリーンチャンネルCとほぼ同じ。そして、千四のこの2戦より内容が上なのが、マイルの武蔵野Sだった。根岸Sよりもさらに高いパフォーマンスを繰り出せる可能性もある。
軽いダートに強いエンドスウィープ系に、母の父が爆発力あるスキャン。しかも母方には日本で20年から30年以上前に栄えたかなり古い血が強く入っていて、タフさは十分。何より、運が向いてきた津村に(福永騎手には気の毒だが)、初G1のタイトルを取らせてあげたい。
$お宝馬 |
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⑤アスカノロマン |
前走は最内枠で出遅れ、砂を被りまくって何もできず。おまけに少し緩い作りだった。賞金も十分だったわけで、叩き台と割り切ってもいいだろう。今回はソコソコの枠が引けて、これも軽いダート向きの血統を味方に東京で去年3着時同様の走りができるはず。
相手上位は④コパノリッキー。この舞台なら復活ある。あとは③ゴールドドリーム。押さえは⑨ベストウォーリア、⑥モーニン、⑭キングズガード、アタマなしで①サウンドトゥルー、⑯インカンテーション、⑪ノンコノユメ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。