- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
-
本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【アーリントンC】なぜか人気の盲点
2017/2/24(金)
土曜阪神11R アーリントンC(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
---|
②ディバインコード 牡3、美浦・栗田博厩舎、柴田善騎手 |
開幕週とはいっても、ここから8週続く開催で、芝は長め、かつあまり時計が出ない柔らかい馬場を作ってくるはず。瞬発力はそれほど問われない。
また血統的にマイル向きとは思えない⑨ミラアイトーンが、武幸騎手ラストウィークのメモリアルを期待して売れるようだと、オッズ的にもおいしいレースとなりそうだ。
実績では③キョウヘイ、⑧ペルシアンナイトが上位だが、②ディバインコードもそれほど見劣らない。現3歳世代の能力の物差しになっている、時計的にハイレベルの京王杯2歳Sで離されたとはいえ3着。前走はレース直前に放馬するアクシデントがありながら、ハイペースを前前で運んで押し切り勝ち寸前のクビ差2着。勝ったナイトバナレットはNHKマイルCの有力馬に数えられるほどだ。
父マツリダゴッホの産駒は、マイルでのパフォーマンスが最も高く、アルマワイオリは同舞台の朝日杯で2着となっている。また母ツーデイズノーチスは、アネモネSを凄い末脚で突き抜けた未完の大器だった。人気馬と互角にやれる下地はある。
$お宝馬 |
---|
⑤ジョーストリクトリ |
京王杯2歳Sでは6着だったが、着差はディバインコードから0秒1差。中1週で6キロ増えてしまった次走は動けなかったが、絞れたなずな賞は出遅れながらキッチリ差し切った。母の父はリファール系キングヘイローで、そろそろ動いて来るはず。
相手上位は⑧ペルシアンナイト、③キョウヘイ。押さえで⑫レッドアンシェル、⑨ミラアイトーン、⑦ナンヨーマーズ、⑪ヴゼットジョリー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。