- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
- 9月22日 中山11R オールカマー(G2)
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本命馬◎レーベンスティール(1人気) 1着
自信の「一択」で堂々突破!
【天皇賞(春)】崩れない2強
2017/4/29(土)
日曜京都11R 天皇賞(春)(G1)(芝3200m)
◎本命馬 |
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⑮サトノダイヤモンド 牡4、栗東・池江厩舎、ルメール騎手 |
四の五の理屈は要らない。競馬史に残る一騎討ちを見たい。時には儲けを後回しにして馬券を買うのもいいだろう。勝つのはキタサンブラックかサトノダイヤモンドか。この離れた枠順は、あまり関係ないとみる。純粋に能力の戦いになってほしい。
春の天皇賞は、スピード適性も兼備していないと勝てない。特に近年は、2000m前後の高速決着に対応して、ある程度の位置から勝ち切った経験が必要となる。後半の2000mが速い流れになりやすいからだ。
2強は共にこれをクリアするが、よりスピード値が高く、より瞬発力があるのはやはりディープインパクト×南米牝系の⑮サトノダイヤモンドだ。上に見るとしたらその点だけ。あくまで印の序列であり、キタサンがねじ伏せるシーンだってあるだろう。ただ無理に決め打ちするならサトノ頭固定。
$お宝馬 |
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⑯レインボーライン |
問題は「第三の馬」。もしかして2強のどちらかに大きな不利があった場合に割って入る可能性まである3番手として、⑯レインボーラインを挙げる。ステイゴールド産駒はフェノーメノが連覇、ゴールドシップも勝った。そして母の父フレンチデピュティからはアドマイヤジュピタも出ている。前走はいかにも休み明けの前哨戦という内容で、叩いて大幅に上向きそうな気配を見せていた。少し悪く伸びにくい内目をよく伸びた。
2強の相手は絞らないとどうにもならないだろう。⑥シュヴァルグランと①シャケトラは、3着固定とする。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。