日曜東京11R エプソムC(G3)(芝1800m)

土曜の東京は、午後から直線向かいの強風が吹き荒れ、後ろから追い込む馬は用無しとなっていた。完全な前残り。日曜もこの風が残るのか気になるが、前目に位置して速い脚を使える馬なら風関係なくどのみち、好走が期待できる。人気でも⑩アストラエンブレムしかない。

とにかく4歳馬が勝ち切る傾向が強いレースで、しかもサンデー系でもパワータイプ種牡馬の好走も目立つ。母の父がダート血統ならなお良く、これらに全て該当する。意外な出世レースとなっているエプソムC、今年はこの馬がここを契機に、秋へ飛躍するシーンもあるだろう。

せめてヒモには大穴を取り上げたい。前日では単勝万馬券の馬だが、直線が長いところなら、さほど大崩れはしておらず、着順はともかく着差は小さい。タニノギムレット産駒は、先週のブラックスピネルはハイペースに乗り上げて不発に終わってしまったが、春の東京の後半戦では1600m、1800mで好成績の種牡馬であり、直線長いコースが合う。トゥザ一族の良血で、母の父がダート兼用のクロフネ。一発あっていい。

相手上位は②フルーキー、⑦マイネルハニー、⑭タイセイサミット。押さえで①マイネルミラノ、④ヒストリカル、⑮パドルウィール、⑥デンコウアンジュ、⑨クラリティスカイ。

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