- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【ジューンS】連勝でオープンへ
2017/6/16(金)
土曜東京11R ジューンS(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑤ヴォージュ 牡4、栗東・西村厩舎、内田博騎手 |
金曜午後の府中の夕立は、幸い大した雨量ではなく、短時間で通り過ぎた。芝には全く影響は無さそうだ。ただ今週からDコース替わり、良馬場ならある程度前の位置で内目を走る方がいいだろう。
前に行けて、パワフルな脚が使えるとなれば、⑤ヴォージュをおいて他にはいない。
ナカヤマフェスタ産駒ながら、この馬は小柄な父には似ておらず、510キロ台ある。シルエットも、いかにも母の父タニノギムレット似だ。ギムレット自身は480キロ台で牡馬としてはさほど大型馬というわけでもなかったが、代表産駒ウオッカは女丈夫というべきがっちりした大型馬で490キロ台、ヴォージュの母ギュイエンヌも牝馬にしては大きめの部類だった。
タニノギムレット似ならば小回り以上に東京は走る。ベストの2000mでここを突破、次走以降は重賞を目指してほしい。
$お宝馬 |
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⑩スモークフリー |
この馬のオッズはおそらく7,8倍見当で、お宝馬として推すには人気がありすぎる。しかし人気薄から強く推したい馬がいない状況で、ならば人気所の中から比較的薄めのこの馬を取り上げておく。横山典騎手が手放さない馬で、また間隔を空けてきた方が走るタイプ。
2000mはひとハロン長い感じもあるし、追い込み一手は正直厳しい気もするが、エンジンの掛かりが遅い馬で長い直線でないと真価が出ないので、東京の内に買いたい。またプロディガルサンには距離、ドレッドノータスにはローテの不安があり、付け込む余地はあるだろう。
相手上位は③トーセンマタコイヤ、ヒモに⑥ブラックバゴ、①プロディガルサン、⑪ドレッドノータス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。