日曜東京11R ユニコーンS(G3)(ダート1600m)

まず最初に予想と関係ないことを書いて恐縮だが、このレースは来年からでもG2に昇格させるべきだ。そして、個人的にはダービー当日の第9Rに据えて、ダービーデーを重賞3鞍施行で盛り上げるという演出も悪くないと思う。JRAの3歳春にもダートの目標となるレースを置いてほしい。

さて本題。アディラートやリヴェルディのまさかの除外で、リエノテソーロにはさらなる追い風が吹いている。ただ、このまま乾いたダートが続くとすると、芝はともかくとして力の要るコンディションでのマイルは、血統から見てやや長い。父スパイツタウンの売りはスピードにある。またテン乗りも心配だ。ここは敢えて対抗に下げる。

狙うは⑮サンライズソアだ。東京ダートマイルでは、ゴールドアリュールと並んで定評のある種牡馬シンボリクリスエスの産駒。近年の好ステップの青竜S組でもあり、近親にはコイウタ、アグネスアークらがいる芝でも通用する切れを誇る良血。何よりプラスは、前走に続いて外枠を引けたこと。砂を被りたくないタイプで、かつ操縦しやすい所に入ったのは経験の浅い鞍上にとって助かる。ここは人馬ともに重賞初勝利のチャンスだ。

もう1頭のシンボリクリスエス産駒。近走全て上がり最速をマーク、長い直線の東京ならアップしてきそうだ。母方はスピード色が濃く、距離短縮で道中が忙しくなるのはプラスになると考える。こちらも外目の好枠だ。

相手上位は④リエノテソーロ、⑧サンライズノヴァ、⑦アンティノウス。押さえは⑩サンオークランド、⑨シゲルベンガルトラ、②ハルクンノテソーロ、⑤サヴィ。