
- 5月10日 東京11R エプソムC(G3)
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お宝馬$トーセンリョウ(10人気) 3着
上位評価もお宝馬も馬券内の激走見せた!
- 5月4日 京都11R 天皇賞・春(G1)
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本命馬◎ヘデントール(1人気) 1着
高速ステイヤーの血統恐るべし!
【大沼S】復活の条件揃う
2017/6/23(金)
土曜函館11R 大沼S(ダート1700m)
◎本命馬 |
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⑤リーゼントロック 牡6、栗東・矢作厩舎、松岡騎手 |
夏場のダート戦は、冬場とはまた異なる予想ファクターがある。特に北海道戦では滞在での変わり身、平坦小回りへの適性、スピード寄りの要素が強いかどうか、などがチェックポイントだと思う。それらを踏まえて、今回、最も面白いのは⑤リーゼントロックだ。
1800mでも勝ち鞍はあるが、前でタレてしまったレースも多く、本質的には千八よりも、やや短いところに適性があると考えられる。またスピードの持続力で勝負するタイプで、平坦小回りがベター。さらに函館は3戦して2度馬券になっていて、1度着外になっているのは1年ぶりのレースで度外視できる。さらに主戦の松岡が鞍上に戻ってきた。
今回はこの馬が最も得意とする平均的に流れるラップになりそうな顔ぶれで、自分のレースならしぶとい。変わり身に期待する。
$お宝馬 |
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⑭マイティティー |
京都の1600万ではリーゼントロックを破っている。外枠が好物で、かつ近2走は地方競馬で度外視。今回は5ヶ月ぶりだが、鉄砲も走るタイプ。加えて輸送で飼い葉食いが落ちるそうで、滞在なら一変可能だ。
相手上位は⑧テイエムジンソク、⑥メイショウスミトモ、⑫トップディーヴォ。押さえは⑦ナリタハリケーン、②タガノエスプレッソ、①ジェベルムーサ。

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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。