- 12月1日 中京11R チャンピオンズC(G1)
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本命馬◎レモンポップ(1人気) 1着
不安視の空気を一蹴、自信の本命!
- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
【サウジアラビアRC】今が輝く時
2017/10/6(金)
土曜東京11R サウジアラビアRC(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑯ステルヴィオ 牡2、美浦・木村厩舎、ルメール騎手 |
東京の開幕週、特に初日は、なぜか雨に祟られることが多い。だが当日に雨が降らなければ、魔法の水はけを誇る東京芝コースなら、道悪適性を問われるような馬場になる公算は小さい。土曜も、雨は未明で上がる見込みで、レース中は、芝は良に近い稍重程度で終日行われるのではないだろうか。
さて開幕日を飾るのは2歳重賞、サウジアラビアロイヤルC。これまでを見ると、今後クラシックへ向けてどうこうではなく、3歳春までに稼げる早熟のマイラーが幅を利かせる傾向にある。
その意味で、⑯ステルヴィオの右に出る馬は今回いないだろう。人気必至だが仕方ない。
産駒が次々と2歳戦を勝ち上がっている新種牡馬、ロードカナロア産駒で、当該コースでは安田記念を勝っている。また母ラルケットは現役時に、今回と同じ舞台の東京芝マイルを得意とし、クイーンC3着もあり、2歳夏から秋にかけて連勝していた仕上がりの早い馬。ステルヴィオは完成度の早さとコース適性を受け継いでいる。前走はギリギリの距離をなんとか勝ち切ったが、本来は1400mからマイルがベスト。死角は少ない。
$お宝馬 |
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⑬カーボナード |
もしかしたら人気になるかもしれないが、人気順を数えていくとおそらく5番目より上にはならないはずで、お宝馬として推したい。
乾いていく途中の芝に強いディープインパクト産駒、上がりの出る競馬に対応でき、東京を得意としたダークシャドウの従弟でもある。連下には買っておくべき。
上位評価は③シュバルツボンバー、②ダノンプレミアム。押さえは⑭テンクウ、⑨コスモインザハート、⑥ダブルシャープ、⑤ハクサンフエロ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。