- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【京都大賞典】G2ハンター返上のために
2017/10/8(日)
月曜京都11R 京都大賞典(G2)(芝2400m)
◎本命馬 |
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③シュヴァルグラン 牡5、栗東・友道厩舎、デムーロ騎手 |
このあとの進路が見えにくい馬が揃った感がある今年の京都大賞典。牝馬のスマートレイアーが女王杯目指してここを叩くという明確な目標がある中で、牡馬で力が入るのはやはり③シュヴァルグランだろう。
一時はブリーダーズCという報道もあったが、どうやらジャパンCが本線となりそう。悲願のG1制覇へ向けてはここで全力はないと思うが、G2ハンター返上のためにも、逆説的にも見えるが敢えて勝っておきたいと考える。というのも、シュヴァルグランは叩いて良化するタイプではなく、使い込むと落ちるとみるからだ。休み明けのパフォーマンスのレベルで2走目まで走る馬で、そのためにもここは勝っておきたい。
2400はハーツクライ産駒にとってベスト距離、さらに直線に急坂が無い方が良い。ズブいので早く動きたいところ。ねじ伏せて勝てれば、ジャパンCも見えてくる。そのための予行演習としてほしい。
$お宝馬 |
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⑦フェイムゲーム |
こちらもハーツクライ産駒。京都では天皇賞の2着がある。広いコースで全開となる馬で、母の父リボー系の爆発力、さらに兄バランスオブゲーム、競走生活前半の近親ステイゴールドのようにG2でとても安定している牝系でもある。ルメール騎乗で人気になるとは思うが、それでも10倍は切らないだろう。敢えてお宝馬に推す。
上位評価は②サウンズオブアース、⑤ミッキーロケット、④スマートレイアー、押さえで⑧トーセンバジル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。