- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【菊花賞】スタミナとパワーの菊花賞
2017/10/21(土)
日曜京都11R 菊花賞(G1)(芝3000m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑤トリコロールブルー (牡3、栗東・友道厩舎、戸崎騎手) |
関東地方、近畿地方はこの2週間、断続的に雨に祟られ続けている。異例の天候だ。19日木曜は大阪にいたが、冷え込みは東京ほどではないにせよ、翌日含めて一度も日は差さなかった。加えて台風の影響で、先週以上の雨量が見込まれる事態となった。
近年の菊花賞は、中距離でのスピード持続力が問われる傾向が続いていたが、ここまで雨が降ると、スタミナへ振れるステイヤー向きのレースとなるはずだ。さらに道悪適性のパワーはいうまでもない。ここまでのクラシックで求められていた部分とは真逆になる。今年は荒れるはずだ。
そこで思い切って抜擢したいのは⑤トリコロールブルーだ。
オルフェーヴル、ゴールドシップ、去年のレインボーラインと、近年連対馬を出しているステイゴールド産駒。道悪適性は現役種牡馬の中でトップクラスだ。さらに母の父ピヴォタルからは、セントレジャー勝ち馬も出ていて、かつ道悪適性の高いヌレイエフ→ポーラーファルコンの流れ。ディープインパクト産駒だった兄のダノンジェラートやワールドインパクトは、父の瞬発力を母方で削ぐ感じになっていて詰めが甘かったが、ステイゴールドが持つハイペリオンを押し出したスタミナとパワーがプラスに作用し、兄たちよりは一枚上のはずだ。本命兼お宝馬として、思い切った期待をかける。
ただし混戦には間違いなく、⑫ミッキースワロー、⑮ダンビュライト、⑪サトノクロニクルを含めて拮抗の評価。馬連ならボックスでもいいくらいだ。
押さえで⑬キセキ、⑥マイネルヴンシュ、⑩ベストアプローチ、⑯アルアイン、②ウインガナドル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。