- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【アルゼンチン共和国杯】3歳馬対高齢馬
2017/11/4(土)
日曜東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)(芝2500m)
◎本命馬 |
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⑭レコンダイト 牡7、栗東・音無厩舎、北村友騎手 |
今年のアルゼンチン共和国杯は、3歳のトップランクの一角と目される2頭が出走してきたこと自体も異例だが、4歳の出走がゼロ、5歳馬も3頭だけでその中には人気馬が不在。あとはみな6歳以上の高齢馬という、これもまた異例のメンバー構成になった。
本来なら、このレースは出世レースで、その後の活躍も見込んで本命を探すべきなのだが、悩ましいのは今年の3歳2頭が順調さを欠いていること。スワーヴリチャードは約半年ぶり、ハンデも56キロを課せられて、年齢によるメリットが小さい。セダブリランテスは54キロは良いのだが、大型馬の休み明けで最内枠に入った。一部伝えられている情報では、絞れてこないという話も出ている(この辺は当日のパドックで各自判断して頂きたい)。
悩んだ末、軸に据えたのは高齢馬、7歳の⑭レコンダイトだ。
勝ち切れないタイプなのであくまで複軸としての本命だが、東京2400m以上なら道悪にならない限りは大崩れがない。また叩けば良化するタイプで、前走京都大賞典以上の上がり目は見込める。このレースはトニービンに代表されるグレイソヴリン系の血がポイントで、父直系、母の父、そして父がハーツクライやアドマイヤドンなど、トニービンの支配力が強い種牡馬の産駒の好走がやたら目立つのだが、これにも該当。母がラストタイクーン×ガルドロワイヤルなら、鋭い切れを問われない展開になれば連対も見込めるスタミナがある。
$お宝馬 |
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②マイネルサージュ |
前走は4角で大きく振られる不利を受けた。だがまともでも上位はなかったかもしれないが…。とにかく、斤量に敏感な馬で、上級条件では56キロでも苦しみ出す。今回54キロで、内目を立ち回れるのは絶好の条件だ。ヒモ穴の域を出ないが、穴としてはマークしておきたい。
上位評価は⑬ハッピーモーメント、⑪アルバート、④スワーヴリチャード。押さえは③デニムアンドルビー、⑥プレストウィック、⑩サラトガスピリット、①セダブリランテス、⑫トルークマクトと挙げておくが、3連複や3連単の3列目ならもっと広げてもいいくらいだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。