- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【武蔵野S】ここを先途と末脚一閃
2017/11/10(金)
土曜東京11R 武蔵野S(G3)(ダート1600m)
◎本命馬 |
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⑯カフジテイク 牡5、栗東・福永騎手、湯窪厩舎 |
このレースはチャンピオンズCの前哨戦ではあるが、過去の勝ち馬を見ると、1800mの本番では距離的に今イチ長く、1600mそのものがベストの馬、あるいは1400mのスペシャリストでも届いている例が多い。今回もそうした馬を軸にしたい。休み明けを一度叩いた⑯カフジテイクが最もふさわしいとみる。
前走はマイルの南部杯。0秒8差の4着と完敗だったが、ただ休み明けだったし、そもそも地方競馬のダートはこの馬には合わない。軽いダートで切れ味全開が本領で、フェブラリーSでは0秒1差3着、あと20mもあればと思わせた。1400mのスペシャリストながら1600mでも一流所と好勝負。1800mでは目が薄くなるだけに、ここは全力勝負だろう。
父プリサイスエンドからは2010年の勝ち馬グロリアスノアも出ているし、また母の父にスキャンが入るとダート限定で爆発力が出る。揉まれない枠を引けたのもよい。ただ行く馬が少ないので、スローになって馬群が固まったままだと、なし崩しに外を回らされて脚を使わされる恐れがあるので、そうならないことを願うのみだ。
$お宝馬 |
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①クインズサターン |
東京ダートマイルの1番枠は最悪だが、巧く下げてじっとして、直線だけで外ブン回しで何頭抜くかになりそうだが、この相手でも馬券になるだけの脚力は秘めている。
ちょうど1年前、同じ舞台での錦秋S2着時の相手関係と着差、時計を見れば明らかだ。軽い東京のダートが最適で、パイロ×クロフネの持続力に期待。曾祖母シンコウラブリイ、近親ハッピーパスというスピード一族でもある。
相手筆頭は⑥サンライズノヴァ、上位評価は⑭モーニン、⑪ラストダンサー。
押さえは高齢の実績馬で⑫ベストウォーリア、⑬インカンテーション、休み明けだが⑧ノンコノユメ、単騎逃げがハマった際の⑨サンライズソアまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。