- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【エリザベス女王杯】全ては女王の称号のために
2017/11/11(土)
日曜京都11R エリザベス女王杯(G1)(芝2200m)
◎本命馬 |
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⑯ヴィブロス 牝4、栗東・ルメール騎手、友道厩舎 |
近年例を見ない豪華メンバー。去年は1頭も馬券にならなかったとはいえ、毎年優勢と喧伝されている3歳馬も例年以上に粒が揃ってはいる。しかし今年の古馬の牙城は相当厚い。もともと、3歳がもてはやされているレースと言っても。あくまで馬券圏内に毎年1頭、2頭入るという意味であり、勝ち切っているのは2011年以降では1頭しかいない。古馬の層が厚い今年は、素直に古馬から入りたい。
もろもろ考えた末に捻ることを止め、素直に能力を評価することにした。⑯ヴィブロスに最敬礼である。
戦績についてはいまさら語る必要もない。欧州血脈が幅を利かせる女王杯において、この馬の母方の血統はまさにピッタリ。姉ヴィルシーナは12年に2着、兄シュヴァルグランは京都外回り巧者。近親にシングスピール、ラーイ、一族にヒシナタリーやデヴィルズバッグなどがいる世界的名門のバラッド牝系。揉まれない枠も引けて、死角は少ない。
$お宝馬 |
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⑬ジュールポレール |
せめてヒモ穴くらいは狙いたい。お宝馬として推したいのはこの馬だ。アドマイヤリードと勝ったり負けたりの競馬、G1でも上位があれば、昇級戦でも位負けはしないだろう。
半兄サダムパテックは息の長い活躍を続け、距離もマイルから2000m以上まで幅広く対応した。父はフジキセキからディープインパクトに替わるが、何の問題もない。決してマイラーに留まる馬ではない。3代母は大舞台に強いリボー系である。
上位評価は⑰ルージュバック、⑪ディアドラ、⑩ミッキークイーン。押さえは⑤モズカッチャン、⑥リスグラシュー、⑫スマートレイアー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。