- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【ジャパンC】まさに日本一決定戦
2017/11/25(土)
日曜東京11R ジャパンカップ(G1)(芝2400m)
◎本命馬 |
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⑧ソウルスターリング 牝3、美浦・藤沢和厩舎・Cデムーロ騎手 |
古馬の絶対王者、3歳のキング&クイーンが揃う豪華版のジャパンCとなった。外国馬は昔を思えば寂しいのは仕方ないが、それでも意外と粒は揃っている。その分今年は有馬記念が少し手薄になってしまいそうで、今年の頂上決戦はまさにこのジャパンCとなりそうだ。
とはいえ、単純に個体能力だけで決まらないのも競馬。年内のローテの問題もあるし、また適性も重要だ。さらに近年のジャパンCは、スローペースからピッチが上がる地点が早めの持続力勝負になり、レース上がりも意外とかかる。自在性はとても大事となる。
いささかテンションが高くなっているという情報もあり、当日のパドックでの気配は重要となるが、ここは⑧ソウルスターリングのリベンジに期待したい。
前走の天皇賞では改めて強さをアピール。極悪馬場で積極的に立ち回り、直線では大外へ出されながら、歴戦の古馬が脱落していくなか、最後までバテなかった。オークスの内容はジェンティルドンナ級の強さで、ならばここで勝ち負けするのも決して夢ではない。
血統は父がマイルから2000mにおいて世界最強を2年張ったフランケル、母は北米女王で仏オークスも勝ったスタセリタ、世界のどこへ出してもトップを張れるもので、時計勝負にもスローにも対応できる強みがある。53キロならなおさらだ。
$お宝馬 |
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⑪マカヒキ |
凱旋門賞大敗から帰国後、もどかしい競馬が続いていたが、前走は極悪馬場で出色の伸びを見せ、毎日王冠までとは違う手ごたえを感じさせた。ダービー以来の東京2400mの良馬場なら復活があっても驚けない。
上位評価は当然④キタサンブラック、②レイデオロ。押さえは①シュヴァルグラン、③ギニョール、⑨レインボーライン、⑫サトノクラウン、⑥イキートス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。