- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【中日新聞杯】さすらいの重賞、波乱必至
2017/12/8(金)
土曜中京11R 中日新聞杯(G3)(芝2000m)
◎本命馬 |
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②スズカデヴィアス 牡6、栗東・橋田厩舎、藤岡康騎手 |
次々と施行時期、条件が変更される流浪のレース。同じ2000mで暮れの1週目に行われていた2016年までの金鯱賞のニュアンスが近いともいえるが、有馬記念まで中1週になってしまったので、ここから有馬記念というわけにもいかず、どちらかというと中山金杯や日経新春杯へつながる路線となるだろう。
さて新生・中日新聞杯の本命に指名したいのは、地元オーナー馬でもある②スズカデヴィアスだ。差し馬として実に安定味が出てきた上、差し馬に利があった先週の中京芝中距離の傾向、さらに昨年冬の当該コースで、ステイゴールドと並んで1,2週目に好走が多く、2勝したキングカメハメハ産駒だ。近親にはパワーのある英ダービー馬ドクターデヴィアスがおり、今の中京芝への適性は高いはず。
昨年の金鯱賞はドスローをシンガリ付近待機で、上がり最速の32秒8を使っても届かないというノーカウントのレースだった。中京巧者の鞍上を迎え、今年はチャンス濃厚。
$お宝馬 |
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⑧パドルウィール |
昨冬の金鯱賞でヤマカツエースと小差の2着。その後休んで、復帰後は意味不明の大敗が続いたが、ようやく立ち直りの雰囲気が出てきた。このところの負けはハッキリした理由があり、エプソムCは外れ切らないままの落鉄というアクシデント、七夕賞は3角で包まれてしまい動けず、小倉日経賞は適性が薄い野芝。今回休み明けは微妙だが、得意のコースで走れる条件はそろった。一発あるなら今回だろう。
上位評価は⑩ミッキーロケット、④マウントロブソン、⑨ストーンウェア。押さえとして⑫ロードヴァンドール、⑬メートルダール、③タイセイサミット。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。