- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【フェアリーS】今年はハイレベルメンバー
2018/1/6(土)
日曜中山11R フェアリーS(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑯テトラドラクマ 牝3、美浦・小西厩舎、石橋脩騎手 |
毎年、B級メンバーが揃って、重賞でソコソコやってきた馬が押し出され人気になり、トリッキーなコースで崩れて波乱となるのがフェアリーSのパターンだった。しかし今年は、これがフェアリーSかと目を疑うようなメンバーレベルとなっている。例年のクイーンCに匹敵するほど。おそらく、ここ数年のような荒れ方はしないように思う。
その高レベルメンバーの中でも、ひときわ輝いて見えるのが⑯テトラドラクマである。
初戦は急仕上げで、見た目にも緩い馬体。1200mを使ったのは、言葉は悪いが息を作るためと判断した。出遅れから大敗したが、その後2か月半ですっかり別馬となり、未勝利戦でいきなり好タイムの僅差2着。そして前走は、優に500万でも上位レベルの時計で未勝利戦を圧勝した。
問題は中山のマイルに替わることだが、ルーラーシップ×ファルブラヴなら小回りに何の心配もなし。加えて近親にシーキングザパール、シーキングザダイヤとくれば、さらに意を強くできる。またとかく不利と言われる中山マイルの外枠も、近年はさほど影響がなくなっている。内で締められるよりは良いだろう。
$お宝馬 |
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⑧グランドピルエット |
本命としたテトラドラクマにも該当するのだが、このレースは父か母の父がキングマンボ系の馬がとにかく激走する。該当馬から穴を探せば⑧グランドピルエットとなる。
父がキングマンボ系、しかも母は当該コースで活躍したザレマだ。切れないタイプなので、中山替わりは大歓迎。少しでも配当を上げるには、この馬の激走が不可欠とみる。
印上位は、テトラドラクマと互角の⑭プリモシーン、①サヤカチャン、⑩スカーレットカラー。押さえは⑫ジーナスイート、⑦トロワゼトワル、⑥ジョブックコメン、⑨レネット。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。