- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【根岸S】本番よりもここ勝負!
2018/1/27(土)
日曜東京11R 根岸S(G3)(ダート1400m)
◎本命馬 |
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②アキトクレッセント 牡6、栗東・荻野極騎手、清水久厩舎 |
フェブラリーSの前哨戦だが、出走へ向けて賞金の足りている馬、マイルがベストで本番で勝ち負けを計算できる馬はここが叩き台になるケースが多く、1400mのスペシャリストたちや、ここで賞金を積まないと本番出走が覚束ない馬たちなどが勝負を掛けてくる舞台。
去年の覇者カフジテイクは、賞金は十分といっても1600mがひと息長いことは陣営も分かっていると思うので、ここに照準を絞っている可能性が大きいが、今週の湿り気を保った軽いダートはやや不向きの恐れがある。凍結防止剤のために日曜になっても乾かないだろう。
今年は根岸Sで最も信頼できるストームキャット系の出走がない。エーピーインディ系もキングズガードでは、賞金をクリアしていてあまり妙味がない。
となると、軽い馬場でスピードの持続力を活かせるミスプロ系の、芝兼用血統を狙っていきたい。
狙うは②アキトクレッセントとなる。
ウォーエンブレム産駒で母の父は黙って買いのフレンチデピュティ、1400mスペシャリストの戦績で東京巧者、砂を被るのも気にしないタイプ。ここは重賞初制覇のチャンスだ。
$お宝馬 |
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③ブラゾンドゥリス |
正真正銘の冬馬が走るシーズン。この馬は夏場がダメなわけではないが、12~2月に限れば(2.2.1.1)であり、ほぼ1年前に当該コースでオープンを勝っている。ノボジャック産駒で当該コースはぴったりだ。曾祖母にロジータをいただき、近親にカネツフルーヴ、レギュラーメンバーらがいるダートの古い名門。厳寒期でこそだろう。
上位評価は⑥カフジテイク、⑧サンライズノヴァ、⑤ノボバカラ、⑩サイタスリーレッド。押さえは⑫ブルドッグボス、⑦キングズガード、⑪ラブバレット。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。