水上学の血統トレジャーハンティング

土曜中山11R 日経賞(G2)(芝2500m)

◎本命馬
⑫ガンコ
牡5、栗東・松元厩舎、藤岡佑騎手

目標は先というか、まずはここを使って様子を見たいという看板馬が複数。前走海外で皮膚病というアクシデントのあったキセキ、骨折の長期休養明けのゼーヴィントを信頼するわけにはいかない。トーセンバジルは賞金を積みたいのでここは目いっぱいで来るとは思うが・・・。格的にはその下の馬たちにチャンスはある。こちらも天皇賞へ向けては賞金上積みが絶対条件となる⑫ガンコのしぶとさに期待したい。

去年はステイゴールド第2世代のドリームジャーニー産駒が、人気薄で2着に健闘。ガンコの父ナカヤマフェスタも同じく第2世代だが、こちらの方がよりスタミナのある配合だ。母の父シングスピールは、去年の勝ち馬シャケトラの母父でもある。
日経賞は有馬記念と同じ舞台ではあるが、有馬記念以上に馬場がタフになることが多い分、スタミナの必要量は高い。この点もガンコには利するだろう。

$お宝馬
③チェスナットコート

オープン昇級戦にしては荷が重い相手で、格下感は否めないが、血統からはこれが最大の惑星。ハーツクライ産駒はウインバリアシオンが3回連対、カポーティスターも連対。加えて母方もパワーなら満載で、これまで以上に走れる可能性もある。

相手上位は⑦トーセンバジル。押さえで④ロードヴァンドール⑭キセキ⑨ゼーヴィント②ショウナンバッハ