- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【大阪杯】最も器用な馬
2018/3/31(土)
日曜阪神11R 大阪杯(G1)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑧アルアイン 牡4、栗東・池江厩舎、川田騎手 |
同じ阪神内回りといっても、宝塚記念よりは時計の出るコンディションになる時季なので、底力よりはスピードと器用さ、機動力が最も問われるG1といえる。その点で、力量上位のサトノダイヤモンドやスワーヴリチャードには一抹の不安が残る。
ここは、軽さと巧さの⑧アルアインで軸は堅いとみる。
目下4年連続で連対馬を出しているディープインパクト産駒、小回り実績、坂コースの実績、当面この馬に合う大舞台がないことなど、すべてのベクトルが大阪杯に向いている馬といえる。
去年秋は2走だけしかしておらず、また年内もしっかり一度叩いていて、消耗度はほとんどない。上がり目の方が見込める上に、継続騎乗での慣れも大きい。唯一の死角と考えていた外目の枠にも入らなかった。信頼したい。
$お宝馬 |
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①ミッキースワロー |
人気の一角なので、お宝馬にするのは憚られたが、G1で該当なしというのも寂しいし、人気も割れてソコソコ妙味もありそうなので、敢えて4,5番人気の馬をここに挙げることにした。
ミッキースワローの父トーセンホマレボシはトーセンジョーダンの半弟で、ディープ産駒には珍しい持続力を誇った。加えて母父ジャングルポケットも内回りに強い種牡馬であり、祖母は桜花賞2着馬。コース適性もとても高い。G1を勝つならここしかないというくらいのジャストフィットで、あとは格の差を埋められるかどうか。
相手上位は⑤ペルシアンナイト。以下押さえで⑪ウインブライト、②サトノダイヤモンド、⑮スワーヴリチャード、④シュヴァルグラン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。