- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【アーリントンC】趣替わってグレードアップ
2018/4/13(金)
土曜阪神11R アーリントンC(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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①パクスアメリカーナ 牡3、栗東・中内田厩舎、川田騎手 |
土曜はどうやら、競馬開催の時間帯の雨は全国的に免れそうだが、風はどうなるのか予断を許さない。強いのか、気にしなくていいのか、強いとしたらどこで追い風になるのか、など、当日に確認すべき要素が多い。ちなみにもし真南の強風だとすると、阪神は前に行く馬が有利になるのだが、果たして・・・?
さて、今年からNHKマイルCトライアルとなり、3着までに優先出走権が与えられることになった。メンバーがグッと粒揃いとなったが、今回狙うは①パクスアメリカーナだ。前走こぶし賞の勝ち方は思わず「強い!」と声が出るほど。出負けして後方からずっと押し上げていき、その勢いのままにゴールまで伸びて、先週のニュージーランドTで僅差2着となったケイアイノーテックに完勝した。
ヴィクトリアM勝ちでオークス、桜花賞、阪神JF2着馬だったホエールキャプチャの全弟。マイル適性はとても高い配合だ。一族にはニッポーテイオーやダイワテキサスらがいる古い名門千代田牝系。ポテンシャルは高い。後ろから行っても風向きに関係なく勝ち負け必至とみるが、未勝利戦時代のように、前付けする競馬ができればアッサリまであるかもしれない。
$お宝馬 |
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⑫ラセット |
お宝というほどの人気薄ではないようだが、それでも7番人気あたりなら推す価値あり。パクスアメリカーナとは未勝利戦で0秒2差の2着に食い下がった。芝ダート問わず、人気薄激走馬を出す新種牡馬モンテロッソ産駒で、2走前にはのちにフラワーCを勝つことになるカンタービレを押さえ、きさらぎ賞でも上がり最速で小差の3着。人気の盲点か。
相手上位は⑩エアアルマス、②インディチャンプ。この辺は、ここまで名前を挙げた4頭すべて、是が非でも3着以内に入って優先権が欲しい馬たちだ。⑥タワーオブロンドンは賞金持ちのために押さえまでとする。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。