- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
-
本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【麦秋S】育ちより氏
2018/6/1(金)
土曜東京11R 麦秋S(ダート1400m)
◎本命馬 |
---|
⑨トラスト 牡4、栗東・中村厩舎、柴田大騎手 |
鳴尾記念が堅い決着になりそうなので、今回は東京のメインであるこちらを取り上げることにした。
今週から3歳混合と降級戦が始まる。ここにはオープンから降級してきた4歳馬が4頭出走してきたが、その中から、中央では初のダート出走となる⑨トラストを中心視したい。
全兄ウイントリガーがダートでオープンに昇り、対して全弟ウインスラーヴァは芝に徹してきて未勝利。とくれば、この配合はやはりダートでこそということだ。芝をこなせるような調教も受けてきたのだろうが、血統は明らかにダートを示している。
トラストは札幌2歳Sを制してはいるが、相手のレベルの問題もあった。むしろその後毎日杯まで大崩れなく芝の重賞戦線を戦ってきたことは、能力の絶対値の大きさを物語るといっていいだろう。
やや行きたがるところがあるので、1400mへの距離短縮もプラス。ダートは川崎で経験済みといっても、砂を被った経験がほとんどないので、課題はその辺だが、前に出して行けるだけのダッシュ力はあるので、積極的に立ち回ればその懸念も避けられよう。意外と人気も割れそうで、妙味ある本命となりそうだ。
$お宝馬 |
---|
⑤チェイスダウン |
前走はこのクラス2戦目、距離も1ハロン延ばして今回と同じ1400mを使った。その結果、2走前より明らかに上積みが見えた内容となった。母の父が芝でもダートでも1400mで狙いのフジキセキ。引き続きこの距離なら狙える。人気の盲点で、穴馬として面白い。
相手上位は⑭ハットラブ、⑧スピーディクール、③ユラノト。押さえは④タイセイプレシャス、⑦マイネルエスパス。
水上学氏による最新著書は種牡馬辞典!amazonでのお求めはコチラ(※外部サイトに繋がります)
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。