- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【函館記念】函館にも翻る?3色旗
2018/7/14(土)
日曜函館11R 函館記念(G3)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑦トリコロールブルー 牡4、栗東・友道厩舎、ルメール騎手 |
芝が思ったより早く回復した土曜日だが、時計の出方は鈍く、このまま良馬場としてもパワーを要するコンディションとなりそうだ。小回り適性と馬力が問われる函館記念だ。
このレースの波乱を裏付けるのが、トップハンデの不振、そして07年以降【0-1-0-10】という巴賞勝ち馬の不振ぶり。この2つに該当する馬はまず評価を下げたい。
血統的にはサンデー系のパワー種牡馬が近年優勢だ。ゴールドヘイロー、マンハッタンカフェ、ダンスインザダーク、ゼンノロブロイ、そして16年に1,3着となったステイゴールド。
総合して軸候補には⑦トリコロールブルーを推す。ステイゴールド産駒で、母父は欧州タイプのパワー種牡馬ピヴォタル。前走は高速馬場に泣いた感が強いが、それでも大崩れせず。夏の北海道の滞在競馬にも良績がある。重賞初制覇のチャンスだ。
$お宝馬 |
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⑨カレンラストショー |
タニノギムレット産駒は、先週七夕賞を勝ったメドウラークを見るまでもなく、時計の掛かる芝がとても得意。この馬自身、小回りならダンビュライトやポポカテペトルと小差の競馬をしてきた実績もある。侮ってはいけない1頭だ。ロベルト系はかつて、このレースの主流血統でもあった。
相手上位は①ブラックバゴ、⑥エアアンセム、⑤スズカデヴィアス。押さえは③サクラアンプルール、⑩ブレスジャーニー、⑪マイネルハニー。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。