- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【函館日刊スポーツ杯】不運に別れを
2018/7/20(金)
土曜函館11R 函館日刊スポーツ杯(芝1200m)
◎本命馬 |
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④アマルフィコースト 牝3、栗東・牧田厩舎、吉田隼騎手 |
函館は早くも最終週。猛暑の日本列島だが、さすがに函館には暑さがこたえるという馬はいないはずだ。むしろ気にしたいのは、今週エントリーしている馬たちが、この函館6週の間で何走目なのかということ。毎年そうだが、結果を残していない馬は3走目でも下級条件なら走れるが、結果を出している馬の3走目は、いくら滞在でも意外な凡走をしてしまう例が多い。ましてやレースレベルの高い上級クラスならなおさらだ。
ここでは断然の格上ディバインコードが3走目に該当。ルメール騎乗で人気必至だが、敢えてヒモに回したい。
狙いたいのは52キロで出られる3歳牝馬の④アマルフィコーストだ。函館2走目となる。前走は輸送してから間がなく、調整も軽めだったが、それでも小差の3着。しかも直線でわずかとはいえ不利もあった。今回は稽古時計をシッカリ出して、勝負気配濃厚。
思えばフィリーズRは人気の一角となりながら落馬、桜花賞はハ行で取り消し、そして先述の前走と不運に泣いてきた。今回は言い訳の利かない調整過程、そして枠。当該コースで安定して走れているダイワメジャー産駒。先週も1200mで3頭が馬券になっている。もろもろ条件は揃っている。
$お宝馬 |
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⑦ラズールリッキー |
自分のペースで走れれば、現級勝ち(みちのくS)があり、ここでも通用することは明らか。去年のこのレースでは先行して後退の8着だったが、前が厳しかった。今回は同型が少なく、内の③がハナにはこだわらない意思を表明しており、ラズールは楽にハナを取れる可能性が高い。祖母ユキミザケは函館未経験だったが、札幌では1200mでオープン勝ちあり。洋芝適性も高い牝系だ。
相手上位は⑭モズスーパーフレア、⑩ダノンスマッシュ、⑮ディバインコード。押さえは②タイセイスターリー、⑤ヤマカツグレース、⑨クリーンファンキー。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。