
- 2月16日 京都11R 京都記念(G2)
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お宝馬◎マコトヴェリーキー(7人気) 3着
人気薄を逃さずハンティング!
- 2月15日 東京11R クイーンC(G3)
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本命馬◎マピュース(8人気) 2着
血統に秘めた適性を予言!
【札幌2歳S】兄を超える第一歩
2018/8/31(金)
土曜札幌11R 札幌2歳S(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑩ウィクトーリア 牡3、美浦・小島茂厩舎、田辺騎手 |
かつてはクラシックの登竜門と言われたレースだが、近年は現時点での完成度と、洋芝向きのパワーがポイントとなり、瞬発力、スピード重視のクラシックにはつながらなくなってきた。あくまでも現時点での能力で見たい。
人気が集中しそうだが、ここは⑩ウィクトーリアで仕方ないだろう。父が洋芝適性の高いネオユニヴァースラインの種牡馬ヴィクトワールピサで、兄のブライトエンブレムは4年前の勝ち馬。前走はレコードタイムどうこうよりも、騎手の意のままに動いて脚をタメながらの逃げ、直線スパートして突き放すという、新馬戦にして完成度の高い走りを見せており、このレースの勝ち馬像にふさわしい。
$お宝馬 |
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⑧ダディーズマインド |
近親には2歳から活躍して長くトップクラスを維持し続けたアドマイヤムーン、また兄には小回り巧者だったケイティープライドなどがいる一族。トーセンホマレボシ産駒で持続力は十分。前走福島戦のレースぶりは垢抜けており、器用さが光った。
相手上位は本命馬と甲乙つけがたい①クラージュゲリエ、さらに⑪クリスタルバローズ、⑤アフランシール。押さえに⑭ナイママ、⑦ナンヨーイザヨイ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。