![水上学の血統トレジャーハンティング](https://www-f.keibalab.jp/img/yosou/treasure/tit_treasure2.jpg?1644978797)
「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 2月16日 京都11R 京都記念(G2)
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お宝馬◎マコトヴェリーキー(7人気) 3着
人気薄を逃さずハンティング!
- 2月15日 東京11R クイーンC(G3)
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本命馬◎マピュース(8人気) 2着
血統に秘めた適性を予言!
【京都大賞典】前哨戦と言えども
2018/10/7(日)
月曜京都11R 京都大賞典(G2)(芝2400m)
◎本命馬 |
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⑧シュヴァルグラン 牡6、栗東・友道厩舎、福永騎手 |
本来はパフォーマプロミスで断然と考えていたのだが、馬番を付さない出走取消という事態。こうなると、いくらJC連覇への前哨戦といえども、⑧シュヴァルグランで仕方がない鞍だろう。
休み明けは取りこぼすタイプ、かつ58キロは他馬との比較で心配はあるのだが、京都2400mはハーツクライ産駒向きのスタミナコース。サトノダイヤモンドが良くなったとはいえまだ半信半疑、アルバートやスマートレイアーに加齢の心配があるなら、勝ち切ってほしいものだ。格的にまだまだウインテンダネスでは及ばないだろう。
$お宝馬 |
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⑦プラチナムバレット |
去年の勝ち馬スマートレイアーの半弟で、父がマンハッタンカフェに替わった。その分、スピードの持続力はより高いはずだ。ケガ以来、まともなコンディションでなかなか使えなかったが、京都外回りの2400は適性面でベスト。復活劇に期待したい。
相手上位は②サトノダイヤモンド。押さえは⑪ウインテンダネス、⑤アルバート。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。