- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【ターコイズS】荒れる伝統は不変
2018/12/14(金)
土曜中山11R ターコイズS(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑦リバティハイツ 牝3、栗東・高野厩舎、北村友騎手 |
冬の中山、特殊形状のコースで行なわれる牝馬限定戦、しかもハンデ戦。まともに収まる確率は低いと決め打つ。1800mのオープン特別時代から、とにかく荒れまくってきた。師走競馬らしい好配当を願いたい。そのヒロインとして抜擢するのは⑦リバティハイツだ。
休み明けかつ千八のクイーンSを除けば大崩れしていない。桜花賞0秒7差6着は健闘の部類。しかも好位を粘り通し、4着馬とは同タイムだった。坂コースが得意なのは戦績からも明らかだし、フィリーズRや桜花賞を見れば器用さは上位レベル。
さらにキングカメハメハ産駒は、重賞昇格前の2010年と13年に1着馬、11年3着馬、一昨年は2着馬を出している。このコースへの適性は高いし、母方はスピード兼備のダート血統でパワーもある。輸送をこなすかどうかのネックはあるが、普通のコンディションなら一発が望める。人気の盲点だ。
$お宝馬 |
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④ハーレムライン |
冬に活躍する産駒が多いマンハッタンカフェが父。近親には当レース3着馬オツウ、さらにトウカイポイント、パープルエビス、インテレット、トランスワープと、中山重賞連対馬が居並ぶ。一族まで広げれば、ダイナカール~エアグルーヴを擁するバロクサイド牝系だ。コース適性と牝系の質でお宝馬とする。
相手上位は⑩プリモシーン、③ミスパンテール、②リナーテ、⑬フロンテアクイーン。
押さえに⑮カワキタエンカ、⑫ミエノサクシード、⑪ディメンシオン、⑤フローレスマジック、⑥デンコウアンジュと馬券対象は手広く取る。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。